昨日のエントリを見返しと、タイトルが の ばっかりですね…
ということで、ちょっとだけタイトルを変えてみました。
今日から仕事の話をボチボチと書いていこうかなと思います。
そもそもインフラSEって何をするのか?と言いますと。
多分、業種や立場でかなり内容に差があるのではないかと思います。
企画が必要な人は最新情報を追いかけてるでしょうし、
管理が必要な人は過去実績の把握に務めるのでしょうし、
構築が必要な人はその具体的作業を深堀りするのでしょう。
ネットワークを絡めて考える必要もあれば、
セキュリティを意識して検討する必要があったり、
現行資産を可能な限り活用できるプランニングだとか。
私は主に設計~導入までの業務に従事しています。
だいたいのパターンで考えると、
1.要件定義があって
2.稼働中システムについて調査して、
3.1と2の情報を元に環境や運用の設計を行い、
4.設計した環境を構築する。
5.出来上がった環境が設計意図通りに動作するかをテストし、
6.アプリケーションを含めたシステム全体のテストを経て、
7.本番稼働を迎える
といった流れが多いですね。
世の中にはデスマーチの話がたくさん転がっていて、
私自身も朝7時出社の深夜2時退社などを経験してきましたが、
携わったプロジェクトの本番稼働が遅れた事はありません。
運なのか巡り合わせなのか、幸せな事なんだと思います。
インフラSEに必要なスキルとしては、
ノイマン型コンピュータの構成が理解できている、
が最低限の知識レベルになるかと思います。
ここに、ネットワーク的な素養としてTCP/IPの知識であるとか、
データベース関連の素養としてRDBMSの知識であるいった、
コンピュータ上で動作するものについての理解が求められます。
開発だけやってるメンバーなんかは、
ちょっと○○を××したいから準備しておいて!
なんて軽く言ってくるのですが、
その為に必要になるバックボーンについては、
全くといっていいほど無知な事が多いです。
コンピュータは動くもの、やりたい事は出来るもの、
といった「当たり前」を提供するのが、
インフラSEに求められる仕事の一つです。
こういう無茶振り依頼をなるべく簡素に、間違いなく、
素早く完了する為の方法を編み出していく事も、
インフラSEの仕事(というより業務改善)なのでしょう。
その為には、WindowsバッチやUNIXシェルの作成も必要ですし、
あるデータを参照するのに、テキスト/Excel/DB化のどれがいいか、
判断出来る力も求められます。
管理対象となる機器だけでなく、そういった自作ツールなどの情報も、
業務の引継を意識して普段から整理・可視化する事も必要になります。
プログラマに比べて広範囲な知識を求められるケースが多い、
というのが特徴なのかも知れません。
今回は、ここまで。