先日まで数回にわたり、IPAの情報処理資格試験の試験対策として、
午前の部の勉強方法等について書いてみました。
今回は、それらの試験対策を経た上での、試験当日の対策を書いてみたいと思います。
対策というと大仰ですが、問題への取り組み方の参考になればと思います。
■試験開始前
机の上に出せるもの、携帯電話(スマホ)の電源など、試験官の指示に従って下さい。
折角あれこれと試験対策を積み重ねてきて、休みの日にわざわざ会場まで赴く訳です。
試験以外の事で不合格になる、という事だけは避けたいですよね…
10分前に着席、と指示がありますが、実際にはギリギリの時間に着席しても問題ないようです。
(毎回試験のたびに必ず、秒で試験始まリますけど!?ってタイミングで入室される方が居ます)
試験中に物を落とすと、手を上げて試験官に拾ってもらう事になります。
思わぬタイムロスになるので、私はシャーペン、消しゴムを2セット準備しています。
■試験開始直後
まずは受験番号、生年月日、名前を記入。
これが間違っていてはいくら正しく解答できても意味がありません。
■解答は「即答できるもの」から
配布された問題文の冊子(B5くらい)に、問題文と選択肢(ア~エ)が記載されています。
最初の時点では、初見の問題はとばしてしまいましょう。
そして、即答出来る問題だけをどんどん解きましょう。
これまでに何度も繰り返し解いてきた過去問対策が活かされる瞬間です!
その際、解答は解答用紙ではなく問題の冊子に記入する(選択肢に○をつける等)がおすすめです。
解答用紙に解答を記入すると、間違えた時に余計な時間※1が掛かってしまいます。
■即答分の見直し+とばした問題の解答
即答可能分で一通り問題を流したら、最初の設問まで戻ります。
ここからは、即答した問題を見直しながら、とばした問題を解いていきましょう。
一問に時間を掛けすぎないよう、悩みそうな物や時間が掛かる(計算等)問題は一旦後回しに。
過去問は特に、自信アリで解答した後「あれ、やっぱりこっちだっけ?」と不安になったりしますが、
最初に「これだ!」と思ったものが正解なケースが多いです。
準備してきた事を信じましょう。
■後回し分に取り掛かる前に
後回しにした初見問題、ここが一番時間を使う所だと思います。
ですので、取り掛かる前にここまでの解答を解答用紙に転記しておきましょう。
とばしている問題があるので、くれぐれも慎重に!※1
■最後はじっくりと
最後はまだ解答出来ていない問題について、心ゆくまで悩みましょう。
時間を掛けて考えれば解りそうな問題に力を注ぐべきでしょう。
知らない知識を問われた場合など、手も足も出ないような問題はスパっと諦めるのもアリでしょう。
解らない問題より、解答の見直しに時間を割くのも一つだと思います。
さて、いかがでしたでしょうか。
あくまで、私の過去の経験(失敗含む)を踏まえた、自分好みの解答法です。
結局事前にどれだけ勉強しているか、が物を言うのは変わりませんが、
試験に臨まれる方が少しでも余裕を持てる、その一助になればと思います。
以上、IPA資格[情報処理]受験対策 午前の部の対策について、でした。
※1
私は過去に一問見落として解答を記入してしまった事があります。
最後近くの問題の解答を記入しようとして、「解答欄が余る?」と気付きました。
どこで間違えたのかを調べ、間違い以降の解答を消し、もう一度解答しなおす羽目に。
焦っていて先に解答を消してしまったので、さっきの解答が思い出せない物もありました。
もう二度とゴメンだなと思う出来事です・・・