IPA資格[情報処理]受験対策 午前の部(過去問道場活用法 実践編)

長々書いてしまった導入編の考え方に基づいて、過去問道場に挑みます。
参考ページは「情報処理安全確保支援士試験過去問道場」です。
 

■アカウント作成

まずは、ユーザ登録を済ませてログインしておきましょう。特に問題なく出来ると思います。
 

■過去問道場の出題設定

過去問挑戦の前に、出題に関する設定をしておきましょう。


二回目以降は、全部にチェックをつけてました。
 
・ オプション項目は、選択肢ランダム並び。答えの位置で暗記してしまわない為に、必須です。
 
※試験問題には引っ掛けというか、似て微妙に非なる回答が並んでいる場合があります。
答えの場所が同じだと中身を読まずに回答してしまいがちになると思いますので、
実際の試験で並び順を変えられると勿体ない事になってしまいかねません。
なので、ちゃんと回答選択肢の中身を読んで正解を選べなくてはならないのです。
導入編での「回答のアイウエを覚えるのではない」というのは、これが理由です。
 

■過去問に挑戦!

「出題開始」ボタンをクリックしましょう。
表示された問題に回答(選択肢ア~エをクリック)すると、画面下に回答の正誤と解説が表示されます。
 

■解説の確認

回答が正解でも不正解でも、解説には一度目を透しておきましょう。
特に、正解は分かってもその他は知らない、といった場合には知識の拡充となりますし、
別の問題で問われる知識かも知れませんので。
 

■選択した問題を全て回答する

最初は時間が掛かるかも知れませんが、とにかく繰り返す事が大切。
複数年を選択した場合には、その中に既に繰り返しが含まれています。
どんどん回答していきましょう。
 

■計画を立てる必要がありました

どんどん回答するのはいいですが、最初は悩んだりする時間を含め、
1問5分くらいは掛かったりするでしょう。
問題数はというと・・・
情報処理安全確保支援士の場合、直近春秋除いて、500問!
5分x500問=2500分=41.66時間
 
普通にやってたら、日が暮れてから明けた上に暮れるくらいの時間ですね。
こんなのは一気には無理なので、計画が必要です。
・試験当日まで何日あって、
・午後試験の勉強時間にどのくらいかけて、
・一日に余裕時間はどれくらいあって、
等、様々な条件がある為、いきなり計画といっても難しいでしょう。
 
検索してみれば、皆さん午後試験の勉強はどれくらいの時間掛けたとか、
午前はどれくらいの時間掛けて対策した、とか出てくると思いますが、
自分がどれくらい掛かるかを知ってる人は当然居ません。
特に午後は、素養となる知識量がどれくらいあるかでかなり時間に幅が出るはずです。
何をやるか、どのようにやるか、最初に解らない要素だらけです。
さて、どうしたものか。
 

■オススメしたい学習方法

学習計画の立案が難しいというのは、受験回数が余り多くないという事でもあると思います。
そういった方は、まず
1.午前Iと午前IIの過去問全問を2周、全力でやる
事をオススメします。
何故なら、どんなに午後試験対策がバッチリ出来ていても、午前で落ちては無意味だから。
あと、午前問題の解説を理解していくのは午後対策の一部とも言えます。
全力2周やるうちに、結構正誤の偏りが出てくると思います。そこで、
2.間違えた問題だけをピックアップして、全問正解するまで繰り返す
事によって、苦手部分の対策をします。
アカウント名のプルダウンから、「間違えた問題を復習する」を選びます。
3.全問題を少しずつ繰り返す
後は、しっかり覚えられるまで1と2を何度も繰り返します。
 
500問を10回繰り返すつもりなら、500÷残り日数(例えば100日)=5問を毎日、
等、何でもいいので自分でルールを決めて、とにかく繰り返すが大切です。
可能なら実際の試験時間に合わせた方がいいでしょう。
特に試験本番直前などは、起きる時間や開始時刻も合わせてました。
 
次回は、本番試験時にどのように問題に取り組むか、について書いてみたいと思います。