JP1でイベント監視する場合、JP1/Baseの機能を使う事になると思います。
- Windowsならイベントログトラップ(ntevent.conf)
- JP1イベントを転送(forward)
- 指定ファイルのログトラップ(jeblog.conf)
監視環境を構築後の動作確認ですが、
狙ったイベントを実際に起こすのが難しい場合も多々ありますので、
下記コマンドでトラップ結果を確認しています。
1.Windwosイベントログ
Windowsの標準コマンド、EVENTCREATEを使います。
使用例:
EVENTCREATE /ID 999 /L system /SO sys_test /T ERROR /D “イベントログのテストです。”
設定に合わせてイベントIDやイベント種別を組み合わせます。
2.JP1イベント転送
JP1/Baseで提供されるコマンド、jevsendを使います。
使用例:
jevsend -i 0 -m test -e SEVERITY=Error (あるいはCriticalやEmergency)
jevsend -i 302 -m KFPS01212-I -e SEVERITY=Information -d 監視するサーバ -s 監視されるサーバ
3.ログファイルトラップ
ただのファイル書き込みなので省略
特にハード障害系のイベントは「試しに発生させてみる」訳にもいかないので、
手元でパッと確認出来る手段があるのは助かりますね。
弊社はJP1製品で監視環境を構築しています。
JP1/NNMで死活監視、JP1/PFMでリソース監視、それらをJP1/IMで集中管理。
この環境をリプレースする事になり、環境構築計画を立ててました。
構築後のテストフェーズの作業内容、昔やった記憶はあるのですが、
きちんとコマンドを覚えていなくて調べ直す羽目になってしまいました。
私自身Hさん案件に関わる事が多く、JP1は触る事の多いミドルウェアでもあり、
これから触る機会が増える状況なので、色々残せたらと思います。
という訳で今週は備忘録でした。